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進化する記録 本当に水着の効果なのか (3)

2009年06月08日 02:06

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進化する記録 本当に水着の効果なのか (1)

進化する記録 本当に水着の効果なのか (2)


A more rational explanation for the swimming revolution is found in the swimmers themselves—which is ironic because the most vocal critics of advanced suits claim that they want to protect the sport, while refusing to give swimmers the credit they deserve.
(記録の進化に対するより合理的な解釈は選手自身にある。これは皮肉でもある。なぜなら高速水着に対する批判の多くはスポーツを守りたいと主張する一方で選手が受ける信頼を損ねてきた。)

Let's look at a few other recent developments that have undeniably played a significant role in reshaping the sport:
(スポーツを取り巻く重要な役割を持つ他の近年の発展に目を向けてみよう)

The Phelps Effect
(フェルプス効果)
One important factor is the Phelps Effect. Michael single-handedly restructured the sport, even before his monumental 2008 Olympic achievement. Several years ago, as he matured physically, his performances literally redefined the sport. He swam times in the 200 IM and 200 fly that put him in a universe of his own. No one was even close, which left a huge vacuum in Phelps' wake. Although he continues to steadily improve, the rest of the world, led by Ryan Lochte and Laszlo Cseh, responded to his challenge and closed the gap. Phelps rarely enjoys the margin of victory he did a few years ago. Chasing Michael makes the whole swimming world faster. Much faster. The Phelps Effect is a continuing series of quantum leaps for the sport.
(最も重要な要因はフェルプス効果だ。マイケルは2008年の五輪での偉業以前から自力でスポーツ界(の常識)を一変させた。数年前、彼の身体能力が成熟を迎えるにつれ、彼のパフォーマンスはスポーツ界を変えた。200m個人メドレーと200mバタフライは彼を普遍の領域へと導いた。誰も近づけない。彼の軌跡には誰もいない。彼は確実に前進し続けたが、それに続くライアン・ロクテ、ラズロ・シェーはその差を埋めようと挑戦した。マイケルは数年前の大勝に満足することはなかった。マイケルへの挑戦は世界中のスイマーのレベルを上げた。より速く。フェルプス効果はスポーツの大躍進に貢献した。)

Stroke Innovation
(ストローク革命)
The evolution of stroke rules and technique plays a major role in the improvements in times throughout the sport's history. Race footage from the Sydney Olympics already looks like a nostalgic, by-gone era. Technique has evolved so rapidly that comparing races from Sydney and Beijing almost looks like two different sports. The two most prominent recent technical innovations are the "straight-arm recovery" for sprint freestyle and "underwater dolphin kick." Together, these developments are nothing short of revolutionary in their effect on swimming training and performance.
(ストロークルールと技術の進化はスポーツ史上稀にみる大きな前進を果たした。シドニー五輪からのレースからすでにノスタルジックに似た時代の変化があった。シドニーと北京では違うスポーツを見ているように思うほど、技術は著しく進化した。最も顕著な技術革新は自由形短距離に見られる“ストレートアームリカバリー”と“水中ドルフィンキック”であろう。ともに水泳トレーニングと記録に影響する革新として不足はないだろう。)

Straight Arms
(ストレートアーム)
Most of the top male sprinters in the world are using a straight-arm recovery. The swimmers at the top of sprint freestyle are very well established. Their times didn't take one huge drop as soon as they put on a polyurethane body suit. They have steadily improved over the past two years or more. A survey of top performers indicates that the straight-arm recovery is clearly superior to the old-fashioned high-elbow stroke preferred by previous generations and most Americans, still. Faster technique equals faster records. Now that Michael is experimenting with the straight-arm technique, the rest of American swimming is sure to follow.
(世界の一流男子選手の多くはストレートアームリカバリーを採用している。彼ら泳ぎの多くはとても完成されている。彼らの記録の短縮は高速水着の着用だけでは成し遂げられなかっただろう。過去2年以上の間で彼らは着実に前進した。ストレートアームを行う一流選手は、明らかに多くのアメリカ人が行っていた旧来のハイエルボーリカバリーよりも有効な手法だと示唆している。現在、マイケル選手はストレートアーム技術を試していて、多くのアメリカ人選手がこれに続くだろう。)

Underwater Kicks
(水中キック)
A large measure of the genius Bob Bowman and Michael Phelps is their willingness to change, to take calculated risks and experiment with technique. To stay ahead of the pack, the two collaborators spent the years between the past two Olympics developing Michael's underwater dolphin kick. When Michael broke his own world records with regularity in Beijing, he didn't do it because he wore a body suit. He did it largely because he dominated the turns.
(巨匠ボブボーマン、マイケル・フェルプスはリスクを試算し、試行錯誤することで変化しようとしている。一説には、過去2つの五輪での発展を組み合わせたドルフィンキックを行っている。北京でマイケルが自身の世界記録を更新した時は、ボディースーツを着用していたためこのキックを行わなかった。彼は体幹を使ったキックをするからだ。)

His underwater dolphin kick gave him a knockout punch in nearly every race. If you take away the improvement in his underwater work, Phelps is pretty much the same swimmer he was in Athens. Although Michael is the best at using this underwater weapon, practically every swimmer at the Olympic level used it to get there.
(彼の水中ドルフィンキックは、ほぼすべてのレースで大きな武器になる。彼から水中動作の向上を取り払ったら。アテネ五輪の頃とほぼ変わらないだろう。マイケルは水中キックの達人であろう。実際にすべての五輪レベルのスイマーが速くなるために導入してきている。)

This dolphin kick epiphany was a long time coming. Back in the early 80s Indiana University flyer, Jim Haliburton, pioneered the underwater dolphin kick as an effective backstroke technique. Misty Hyman took it to another level, culminating in Olympic Gold. But coaches were slow to embrace the strategy and for years it remained an anomaly.
(このドルフィンキックの出現は随分前にやってきた。1980年代初旬、インディアナ大のバタフライ選手、ジム・ハリバートンが背泳ぎの技術として、水中ドルフィンキックを考案した。ミスティー・ハイマンがさらに改良をし、五輪で金メダルを獲得した。しかし、コーチは積極的に受け入れず、しばらくの間例外的に取り扱ってきた。)

Bowman and Phelps may not be the inventors of the technique, but they certainly exploited and popularized it. Before the summer of 2008, most swimmers did not take "underwaters" very seriously. That changed dramatically when Phelps and others proved beyond all doubt what a devastating and essential weapon underwaters has become. Age group coaches everywhere now emphasize mastering underwater dolphin kicking as an essential "5th stroke". In the most successful programs, executing underwaters in training is no longer encouraged, but required.
(ボーマンとフェルプスはこの技術の開発者ではない。しかし、確実にこれを広めた。2008年の夏以前、多くの選手は水中動作に関してそれほど関心はなかった。フェルプスや他の選手が武器として必須としてから劇的に変化した。多くのジュニア選手のコーチは第5ストロークとして、水中ドルフィンキックの習得を強調している。多くの高度なプログラムは、水中(キック)をトレーニングに取り込んでいるが、もはや武器ではなく必須になっている。)


【大意】
 昨今の水泳界の記録ラッシュは空前の勢いがある。多くの人はLZRを皮切りに登場した新型の水着の効果であると足並みをそろえて主張する。たしかに新型水着の貢献する部分はあることは否定できない。しかし、多くの要因が寄与する中でどうして皆一様に水着問題一辺倒としてこの現象をとらえているのだろうか。
 新型の水着は、締め付けや浮力による効果が大きく、これが大きな要因であると述べる。それならばどうして多くの選手が全身を覆うフルボディスーツを選択しないのであろうか?北京五輪で好成績残した男子選手の多くはレッグスーツを着用していた。これは、新型の水着が選手の動きを制限するという点が挙げられる。
 水着以外の要因は何だろうか?1つにマイケル・フェルプスの効果がある。驚異的な成長を見せる彼に追いつく形で世界的にレベルが上がっていたと考えられる。また、ストレートアームリカバリーや水中ドルフィンキックの技術的発展も大きな要因であると考えられる。実際、アメリカのジュニア選手は水中のドルフィンキックのトレーニングを第5の泳法と捉えるほど熱心に練習している。




 アメリカに来て感じた事に、多くのコーチがドルフィンキックのトレーニングを多様としていることでした。これは、アメリカの偉大なスイマーであるマイケル・フェルプス選手の影響であろうということは当初より感じてはいました。日本でも、日本の偉大なスイマーである北島選手がストローク数の少ない効率的な泳ぎをしていることから、ストローク数を減らすトレーニングが日本で多く行われているのと同じことではないかと思います。




 多くのルーツを知ることで、トレーニングの幅を広げることに繋がるのではないかと感じています。常に時代は動き、新たな方向へ進んでいます。固定観念や常識、また溢れる情報に左右されることなく、中立的、客観的な視点を持つことの大切さはアメリカに来て学んだ大きな収穫だと思います。



 原文はSwim Info より抜粋  原文優位




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