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指導方針の違い

2009年04月10日 12:43

東京オリンピック2016を応援しよう TOKYO 2016 OLYMPIC GAMES BID COMMITTEE




 昨日、今日訪問のクラブは、ロス近郊のマンモスクラブだと聞いていました。が、行ってびっくり、、、



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 インドアの短水路プールが1面あるだけで、結構閑散としていました。大規模なクラブは、何箇所かに分散してチームをなしているので、ホームページに記載されていたもう1つの住所へ行ってみると、


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 プールすらない山奥の荒地みたいな場所に到着、、、名前聞き間違えたかなと困惑しました。



 これまで、比較的規模の大きいクラブを中心に見てきて、初めて小さめのクラブの練習を見て感じたのは、与えられた環境の中で、ターゲット層を絞り、指導をしているという点でした。大きなクラブは、初心者からアスリートまで幅広い年齢層とレベルに応じたプログラムがあり、クラブによっては、水球や飛び込み、シンクロまでチームを持っている事があります。一方、小規模なクラブは、低年齢層にターゲットを絞った運営をしたり、レクレーション要素を多く取り入れたり、他クラブとの差別化を行っています。そこで芽の出た選手が大規模クラブに移籍をするという成り行きでしょうか。




 このクラブでは丁寧にドリル練習を行っていました。水深の関係で入水指導こそありませんでしたが、アメリカらしからぬ、きめ細やかな指導をしていました。日本で伝統的な定番ドリルといえばスカーリングですが、アメリカでは、キャッチアップとローテーションプルが定番の2トップです。


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 こうして新たな領域のクラブを見ていると同じアメリカのクラブでも、クラブの指導方針や指導理念などの違いで、随分アウトプットされてくるものが変わってくると思いました。



 アメリカの選手指導方法のイメージを農業にたとえると、大草原を大型トラクターで大雑把に耕して、とりあえず有るだけ小麦の種をまいて、酷な条件下でも元気な芽を出した苗を選別して、良い環境で育てるというものでした。日本は畑が狭いので、種の段階で選別して、元気な芽を出しそうな種だけ肥えた良質の畑で育てるというイメージでしょうか。種の段階と芽を出した段階での良種の選別で、どちらがいい小麦になるか予測するのでは、確率は随分違うと思います。




 最近、将来の身長を予測する科学的な手法があることを知りました。両親の身長(遺伝要因)と小学校6年生までの身長の推移(環境要因)の2つのデータがあれば、かなり高い確率で将来の身長を予測できるそうです。つまり、科学的には小学校6年生になるまで、その子がどれくらい大きくなるか的確な予測はできないということです。




 アメリカでの水泳選手としての本格的なリクルートは13歳~14歳前後です。日本では早ければ6歳前後でしょうか。アメリカの選手層の厚さはこの辺の考え方の違いから来るのではないかと感じています。やはり中学校入学を待たずして、水泳に見切りをつけ、辞めていくことは残念以外の何物でもないと思います。14歳で世界の頂点に立つ時代ではないですし、スポーツを通じて礼儀や作法といった日本独自の価値観が身に付くのも時間のかかることだと思います。



 やはり続けさせる環境作りのアイディアをもっともっと創出していかなくてはいけないのではないかと感じています。




 明日は新規クラブ訪問最終章です。




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