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南カリフォルニア地区ジュニアオリンピック(12歳以下) -保護者の視点で考える-

2009年02月01日 12:50






 今日は、南カリフォルニア地区のジュニアオリンピックでした。会場はベルモントプラザ。最近は、ロングビーチに通い詰めです。例年の事かどうか知りませんが、競技会を12歳以下と13歳以上に分け、今週は12歳以下のみのレースになっています。来週に13歳以上が同会場で行われます。




 昨年の夏のジュニアオリンピックは、半分コーチのような立場で参加しましたが、今年は1観客として参加しました。やはり、保護者は選手、クラブにとって最大理解のスポンサーのような存在であるので、そのスポンサーに競技会はどのように映っているのか今一度、考えなおしたいと思ったからです。


090131.1

 選手、コーチ、役員、保護者、観客の全員共通の入口の前には、芝生の広場があり、ここに各チームでテントを張り、選手控えとして利用していました。保護者も普通に選手控えに出入りし、補食を渡したり、会話したり、自由な空間があります。




 入場料は要りませんでした。グランプリシリーズなど一般企業のスポンサーで運営されている競技会は、決勝で10ドルくらい必要だったような気がします。


090131.2


 一般観覧席は、仮設だと思いますが、5~6列程のシートをプールの側面に設置してあります。私は、満席で席がなかったので、結局コーチ席で見る羽目になりましたが、、、



 やっぱりジュニアの試合は応援の盛り上がり方が違います。コース紹介で所属チームがコールされると大盛り上がり。保護者がチームのロゴマークが入ったTシャツ着て応援するのも日本と違って面白い発想です。本来、良き理解者である存在なので、選手が大きな競技会に出場する暁に、保護者にもTシャツプレゼントするのもいいかもしれません。みんな所属チームが大好きです。私も、ジュニアの試合であろうとUSCのポロシャツは着て行きます。何かと声を掛けられるという利点が目当てですが、、、



090131.3

090131.4


 スタート台にへばり付く様に応援する選手も熱狂的です。ゴール直前はしっかり計時員に場所を譲るなど、マナーはしっかりしています。アメリカの選手は、本当にスポーツを楽しむことを知っています。これが競技継続の原動力になっているのではないかと思っています。




 基本的にアメリカの12歳以下の選手は、水泳を1つの楽しみ事と考えていると思います。とにかく楽しく練習をして、大会にも出て、みんなでお昼を食べて、応援で盛り上がる。これは、ロスに限ったことではなくて、サンフランシスコにいる浅野先生も感じていることだと思います。この点は、日本と全く違った点だと思います。日本では、楽しさは付加的なもので、練習は厳しくて当然、つらくて当然。どれくらいの保護者の皆さんが、これを望んでいるか不確かな所もあると思います。



 実際、日本の学童の記録というのは、アメリカよりも速い記録がたくさんあります。

 Women
USA11-12歳 / 種目 / JPN学童記録 / 差
26.21 / 50 Free / 26.56 / 0.35
56.87 / 100Free / 58.01 / 1.14
2;03.38 / 200Free / 2;07.21 / 3.83
4;19.48 / 400Free / 4;27.61 / 8.13
8;59.95 / 800Free / 9;07.65 / 7.70
30.24 / 50Back / 30.12 / -0.12
1;03.08 / 100Back / 1;04.05 / 0.97
2;15.17 / 200Back / 2;16.95 / 1.78
33.38 / 50Breast / 33.58 / 0.20
1;09.87 / 100Breast / 1;12.83 / 2.96
2;34.28 / 200Breast / 2;34.75 / 0.47
28.23 / 50Fly / 28.49 / 0.26
1;02.49 / 100Fly / 1;03.06 / 0.57
2;19.32 / 200Fly / 2;19.17 / -0.15
2;19.12 / 200I.M. / 2;23.76 / 4.64
4;55.35 / 400I.M. / 5;00.69 / 5.34

Men
USA11-12歳 / 種目 / JPN学童記録 / 差
25.51 / 50Free / 25.33 / -0.18
55.70 / 100Free / 54.81 / -0.89
2;01.30 / 200Free / 2;00.20 / -1.10
4;15.71 / 400Free / 4;18.15 / 2.44
16;44.67 / 1500Free / 17;11.48 / 26.81
29.48 / 50Back / 28.47 / -1.01
1;02.68 / 100Back / 1;00.49 / -2.19
2;13.91 / 200Back / 2;10.48 / -3.43
31.86 / 50Breast / 32.10 / 0.24
1;09.48 / 100Breast / 1;09.29 / -0.19
2;30.12 / 200Breast / 2;26.92 / -3.20
27.43 / 50Fly / 27.28 / -0.15
58.74 / 100Fly / 1;00.57 / 1.83
2;14.40 / 200Fly / 2;11.57 / -2.83
2;15.42 / 200I.M. / 2;13.27 / -2.15
4;59.92 / 400I.M. / 4;44.82 / -15.10


 これは、昨夏に作った資料なので、昨夏以降更新された記録は含まれていませんが、男女計14種目で、日本学童記録は、全米11歳~12歳の記録を上回っています。残念なことに、アメリカでは、年齢別で記録を集計していて、日本の中学記録に相当する記録が2区分に分かれてしまうので比較はできませんが、日本の高校記録とアメリカの17歳~18歳の記録を比較すると、日本がアメリカを上回る種目は半分以下の6種目になります。これが、無差別になると2種目に減ります。この2種目は、現在世界記録になっている男子100m、200m平泳ぎです。




 学童の頃より、一流と呼ばれる領域にいて、そのまま世界で活躍する選手になるケースがあることは理解していますが、その陰に埋もれて、辞めていく選手が山ほどいるのも事実だと思います。十人十色で、違ったアプローチで世界に飛び出す選手もいるのも事実なので、その路線をしっかりと作っていかなくてはいけないという課題があると思います。



 世界的な動きを見ても選手寿命は延び、20年現役選手を続けるケースも稀ではなくなってくると思います。何をモチベーションに継続するのか、そして引退後に何を残してあげられるか、その選手にとっては1度しかない人生なので、価値ある物を残してあげたいと思います。






 、、、、残念ながら、USCはスタンフォードに負けたそうです。137点-163点だそうです。やはり自由形短距離種目で勝てないようです。しかし、多くの種目で1位を取り、選手層で負けているような形なので、NCAAでの勝負になると期待できる部分はあります。来週は、男子チームに合流し、サンフランシスコ、ベイエリアの対抗戦へ帯同してきます。




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