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水着問題の終焉へ 豪州が独自の新ルールを発表、国内で実施へ

2008年12月20日 15:29






 今日は午前中に語学学校の最終日に出席し、午後からは一時帰国へ向けた準備と共に、英文ジャーナルと向き合う時間へ。最重要国である豪州が声明を発表したとあって、各情報機関紙は一斉に情報を配信しています。これを1つ1つチェックするのも、まだまだ私にとっては骨の折れる作業です。



The debate about whether fast suits have caused a problem in swimming is truly over: Australia has thrown its weight behind moves in the USA and Europe to have suit fabrics and the suits approval process overhauled in the interests of fair play at the end of a year in which hi-tech bodysuits have, in the sage words of former US head coach Dennis Pursley, crossed the line from "maximising performance to enhancing performance".
(高速水着が水泳界に問題をもたらしたどうかの議論はついに終焉を迎えた。高速ボディスーツが登場し、"パフォーマンス向上へのパフォーマンスの増幅"からの脱却を示した前米国ヘッド・コーチDennis Pursley氏の賢言があった本年末に、豪州は、米国および欧州のフェアプレーのための水着素材と水着承認過程の改変の動きを支持する意向を示した。)


In its statement today, Swimming Australia Limited calls for a moratorium on new suits approvals with immediate effect and confirms: "After long debate and input from SAL's High Performance Unit and other stakeholders our board unanimously agreed that FINA's swimsuit approval
process needs to undergo an immediate review, in particular in relation to fabrics and the manufacturing of swimsuits. Australia supports other member federations and members of the
international swimming community in this endeavour."
(今日の声明で、豪州水連は、新水着の即座の発効・承認の延長を求めた。"SALのハイパフォーマン班や他の関係団体との協議、情報交換の結果、当委員会では満場一致でFINAの水着承認過程、特に素材と水着メーカーとの関係性についてには即座の再考が必要であることに同意した。豪州は、他連盟、国際水泳団体を支持する。")


Like others, Australia is prepared to wait for FINA to show wisdom next year and adopt new rules fit to end the chaos that now reigns in the pool. It is not prepared to wait any longer, however, where junior swimming is concerned.
(他団体のように、豪州はFINAの来年へのアイディア、渦中の混乱の解決のための新ルール採用を受け入れる準備は整っている。しかし、ジュニア選手に関係する箇所はこれ以上待つことは出来ない。)


And this - the new rules for youth in Australia from April - is a model that may well work well for seniors too:
(以下は、豪州で4月から施行するユースのための新ルールである。これは、(ユース層に)効果的であろうし、シニア層にも有効であろう。)


・Men's swimwear shall be limited to one swimsuit that covers, at most, the
body surface from hips to knee. Swimwear must not extend above the waist or
below the knees
(・男性用水着は、最大でも腰部から膝まで覆う1着に制限する。水着は、腰以上、膝以下を覆ってはいけない。)


・Women's swimwear shall be limited to one swimsuit that is of "open back"
and "open shoulder" designs that may extend down to the knee. Swimwear must
not extend below the knees.
(・女性水着は、"オープンバック"かつ"オープンショルダー"スタイルで膝までの水着1着に制限する。水着が膝以下を覆ってはいけない。)


・General: Swimwear must not have a zipper or any type of fastening system.

All swimwear worn by competitors in Age Group Events (18 and under)
conducted in Australia by SAL shall be commercially available products
(・共通: 水着は、ジッパーやそれに類似するファスナーがあってはいけない。ジュニア競技会(18歳以下)で競技者が着用可能なすべて水着は、SALが商業的に扱い、豪州が管理するものに限る。)

Swim News.comより一部抜粋

原文優位



 以前より豪州が主張していたジュニア層への配慮が織り込まれた新ルール改正となりました。間接的に豪州ジュニア層が、高速水着に振り回されている状況が見て取れました。文中に、ジュニア選手は、どの水着を使うかという事に専念しすぎで重要なトレーニングや体調管理が疎かになりつつある現状を現場のコーチ陣が改善しようという意図が書かれていました。米国ではこの意見を大きく評価しており、世界的な模範となるであろうと述べています。



 要は倫理的な問題で、選手よりも水着が注目され過ぎた昨今の状況を反映したものとなりました。皮肉な事に、各競技会で、1位○○社製の水着、2位××社製の水着と表現された事が、すべてを物語っていると思います。新作水着の披露の為に、選手はその道具(モデル)と化した現実を現場のコーチは見ていられなくなったのでしょう。特にこの状況に敏感な反応を見せたのが豪州コーチ陣であったと考えられます。



 この状況を見て、動き出すか日本?誰かが声を上げないと、水着汚染は続いていく。競技力の向上が国際競技団体へのアピールであることには間違いないと思いますが、こういった中で、世界に先んじて意見交換を行ったり、情報発信を行う事も世界的な地位を確立するために必要な行動だと思います。



 昨今の世界情勢を見ていると、米国、豪州、欧州が実質的な支配権、決定権を有しているように思います。いずれも強豪国であることには間違いありませんが、良いアイディアに実力差はないと思います。これらの国と対等に意見交換出来るか否かは競技力以外にも、情報戦線で勝ち抜いていく国際力が必要なことを痛感しています。



 私に出来る事は何か。それが私自身の課題です。



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