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アメリカに学ぶこと

2008年08月18日 13:47






 北京五輪の競泳競技が終了し、水泳関係の競技は、シンクロとオープンウォーターを残すのみとなりました。



 水泳史上最高のブレストストローカーと称された北島選手のコーチである平井コーチや、男子メドレーリレーのアンカーを務めた佐藤選手が所属する日本大学の野口監督がブログ上で述べるように、日本の水泳界に大きな問題点があると感じていました。



 アメリカのジュニア選手は、日本の違い、1つ得意な種目を伸ばすというよりも、色々な種目に挑戦し、選手の可能性を探る姿勢があるのは、先日視察に行ったジュニアオリンピックでも感じていました。



 ブログでも紹介したように、カリフォルニア州のジュニアオリンピックは、13歳以上の女子にも1500m自由形が存在し、男女合わせて、16組(約120名)のエントリーがありました。1日に3~4回レースの出場するのは当たり前で、底知れぬスタミナは、ジュニア期より育成されているのだろうと感じました。



 このジュニアオリンピックを視察した際、関東地区と同様の地域のカリフォルニア州を2つに分けても、数千名の選手が集まるので、標準記録を上げて、もっとレベルの高い記録会にすればいいと思っていましたが、意図されてか、選手により多くの競技へ参加させる機会を与えているのだろうと気づきました。



 日本に戻った際に、指導を任されることがあれば、ジュニア委員会の協力を得て、女子選手にも1500m自由形を泳がせてもらうよう、働きかけをしていかなくてはならないだろうと、思っていました。持久力というかスタミナ強化のために、競泳選手がオープンウォーターの競技に出場するのが恒例となるくらいまで、見据えた対策も必要になってくるかもしれません。ただ埼玉には海がない、、、



 ジュニア期に基礎の基礎を築くために、多種目、個人メドレーの強化、リレー競技の積極的参加を行っている我がスクールは、模範的なチームであろうと思っています。それを超える、さらに進化する所を探して、模索していくのは、将来的にも必要な力になってくると思います。すごいうる覚えですが、強いものが勝ち残るのではなく、進化できるものが勝ち残るとダーウィンの進化論に書いてあったと思います。



 もう1点、ここで学んだことは、"ハードのアメリカ、ソフトの日本"ということでしょうか。



 アメリカは、どこへ行っても、巨大なプールがあります。50mのメインプールに25yのサブプールは当たり前といった感じです。広いプールサイド、隣接するフィールドや公園も、トレーニングの可能性をうんと広げてくれます。また、選手の体格的な要素を考えても、180cmの女子選手、190cmの男子選手なんてざらにいます。



 一方、日本はアメリカ級の施設、選手はいませんが、日本人の真面目で忍耐強い人間性は世界的にも評価されています。きめ細やかな指導を個別に出来るのも日本の良さではないかと思います。




 こちらに来て必要性を感じたのは、栄養学的な知識を有する指導者です。両国ともに、まだまだジュニア選手に対する栄養学的指導は行き届いてないのではないかと思います。特にアメリカは、多民族国家なので、それぞれの嗜好に合わせた食事を提供することは非常に難しいです。ある程度のレベルに到達した選手は、JISSなり、USA Swimmingの指導の下、適切な食事管理がなされていると思いますが、そこまでたどり着くまでにどうするか。現実的に、現場のコーチが管理栄養士の資格を取るのは難しいですが、それに相当する知識は、求められてくると思います。幸い、僕の大学院時代の第1専攻は生理学で、第2選考は栄養学でした。




 あくまでも、それぞれの長所を考えましたが、他方が短所に当たるとは考えていません。アメリカにも魅力的な指導方法はたくさんあります。一番大切なのは、どう伝えどう実践するかだと思います。




 千葉ロッテに立花龍司さんというコンディショニングヘッドコーチがいます。日本人初のメジャーリーグのコーチをされた経験があるそうです。アメリカで学んだ知識やトレーニング方法を日本で実践した時に、冷遇された時もあったようです。野茂選手の活躍やバレンタイン監督に素質を見出され、野球界にも科学的なトレーニング方法が浸透しつつあると聞きました。彼は、今夏、44歳にして筑波大学の大学院を修了されたようで、進化を遂げるコーチです。今日、立花コーチの著書を読みましたが、とても勉強されているんだろうなと分かる科学的裏付けのある指導論をお持ちのようです。




 もの思いの尽きない1週間でした。




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