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第一関門突破

2008年09月10日 12:03







 アメリカ水泳は北京五輪で5人の選手が個人で金メダルを取りました。金メダル量産国とはいえ、金メダリストはこの時期多忙を極めるようです。



 幸か不幸か以前より自身の受け入れを要請していたクラブから、金メダリストが誕生した影響か、伴ってヘッド・コーチもなかなかコンタクトが取れない状況が続いていました。困った、困った、困った、、、最近の悩みはこればかりでした。



 アメリカに来て養った微々たるツテを全力で出し切り、ヘッド・コーチの捜索?に精を出していた今日この頃、、、なかなか連絡が取れない状況が続いていました。




 以前、あるコーチから言われたことがあります。昔の若いコーチは日本代表ヘッド・コーチの所属するプールに張り込み、待ち伏せし、出て来たところを掴まえて、よく居酒屋で飲んだものだと、、、最近そういうコーチいないねって、、、



 アポなしを嫌うコーチもいるので、押しかけ問答は極力避けていましたが、もうそんなこと言っていられない状況だったので、先週末より、来るか来ないか分からないコーチをプールで張り込み(笑)、、、片道75kmある道のりを今日は2往復しました。今日の午後は来るはずだ!と裏情報?を掴み、いざ出陣!ようやくご対面という運びになりました(笑)



 このクラブは会話が出来ないと受け入れされないという噂を聞いていたので、ドキドキしていましたが、自分の身分、なぜここで勉強したいのかなど、必死に説明し、"OK"をもらいました。正直ホッとしました。



 練習終わるまで待っててと言われ、約1時間ほど練習を見学しました。



 指導者が変わればこうも練習の雰囲気が変わるものかと驚きました。うまく表現できませんが、"空気が張っている"という感じでした。



 ここ最近は、日本に戻ったらこんな練習がしたいと自分なりアイディアを出し、また日本にも五輪金メダリストがいるので、五輪でメダルも夢ではないと思っていましたが、今日の練習を見て、現実はそんなに甘くない、自分の今のアイディアではこの連中には勝てないと直感的に感じました。そんな気迫する感じる練習でした。




 練習終了15分前には、金メダリストも登場し、練習後コーチとミーティングをしていました。






 帰宅後、合計約5時間のドライブに疲れた暇もなく、次の渡米の準備を始めました、、、






 でも、ホッとした、、、





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